診療科

概要・診療について

当院の麻酔科は、整形外科の手術に対して、4名の常勤医師が安全かつ快適な麻酔を提供しています。

手術時の麻酔

麻酔は手術が安全に行えるように、手術中の患者さんの全身状態を維持します。
麻酔科の役割は、手術というストレスや痛みから患者さんの身体を守るという重要なものです。さらに手術中の麻酔管理ばかりでなく、手術前後の患者さんの全身状態を良好に維持・管理するために細心の注意を払って診療を行います。

当院の麻酔科の特色

術前には、主治医との協議や患者さんとの話し合いを行い、患者さんの体質や病状に合わせて最適な麻酔法の選択や術前検査を行います。
術中には、全身麻酔、神経ブロックや下半身麻酔（区域麻酔）などを駆使して、患者さんごとに適した麻酔法を選択し、麻酔科担当医が常に患者さんの麻酔の深さや血圧、心拍数、酸素飽和度などをモニタリングしながら、麻酔の調節や呼吸循環管理を行います。
術後には、血圧や心拍数などの調整、鎮痛ポンプや各種鎮痛薬を用いた痛みの管理を行います。

手術を予定されている患者様へ

下記の持病や症状をお持ちの方は主治医にご相談ください。必要に応じて麻酔科に受診して頂きます。
また、他病院から処方されている内服薬を持参してください、手術前の調整が必要になります。

• ・心臓や肝臓、腎臓、肺、脳などの重要な臓器に持病があるかどうか
• ・現在常用している薬があるかどうか（血圧を下げる薬、糖尿病の薬、血が固まりにくくなる薬、ステロイド、サプリメントなど）
• ・喘息の病歴があるかどうか
• ・鼻血や出血が止まりにくいかどうか
• ・アレルギー体質や特異体質があるかどうか
• ・最近、予防注射を受けたかどうか
• ・グラグラしている歯や弱い歯があるかどうか。または義歯をつけているかどうか