健佑会について

病院長あいさつ

平成30年1月1日 年頭所感

いちはら病院 病院長 池田 耕太郎

新年あけましておめでとうございます。
年末には茨城県知事選挙、衆議院議員選挙が立て続けにあり、身近な方々が行政、立法を担ってくれることへの期待感を強く感じると共に、我々自身が意見を述べて県や国に伝えなければという使命感を自覚した年でした。
昨年は院内の改装に伴い、利用者の方々にはいろいろとご迷惑をおかけしましたが、お陰様でハード面においてはかなり改良されて利用しやすい環境が整ってきました。昨年4月には近隣の超急性期病院(筑波大学附属病院、筑波メディカルセンター病院、土浦協同病院等)との連携を更に深めて地域の医療に貢献していく事を主眼に回復期リハビリ病棟を112床から120床に増床し県内最大規模としました。特に脳血管疾患に関しては院内に多職種で構成される「脳卒中チーム」を立ち上げました。筑波大学脳卒中診療グループ医師達の直接的介入も含めてシームレスな連携を心掛けていきます。
整形外科領域の手術件数は昨年も1000件を上回り(1116件)、膝関節、脊椎関連手術は県内最多でした。一例一例丁寧に施行することの積み重ねに尽きますが、手術室スタッフや医療機器メーカー各社の支えがあってこその結果ですので関係諸氏には大変感謝する次第です。
外来部門においては、新患数、総患者数共に増加傾向にあります。一方で外来患者数が増えすぎる事は診療の質の低下に繋がるので悩ましいところです。今後は今まで以上に開業の先生方との連携を強めて外来のスリム化を考えていく必要がありそうです。そのような点も含めて引続き診察・会計待ち時間の短縮に努めてまいります。
さて、昨年の流行語大賞トップ10に選ばれた「○○ファースト」にあやかった訳ではありませんが、当院は「患者ファースト」「職員ファースト」「(保険診療)ルールファースト」のトリプルファーストを掲げています。病院において患者ファーストは当然だろうと思われるでしょうが、これは患者さんの要求を全て叶えるという意味ではなく、診療の中心に患者を据えるという意味です。良い診療・看護を遂行するためには職員満足度の充実も大切です。そのために院内アンケート調査を実施して不満や改善点を浮き彫りにし、それらの改善策を提案する部署を設けました。あわせて医療保険制度に沿った適切な診療の徹底を指導しています。
本年もより一層の自己研鑽を心掛けて診療・看護・リハビリの質の向上に努めてまいります。引続き皆様からのご指導ご鞭撻を頂ければ幸甚です。
本年が素晴らしい一年になりますよう祈念いたします。